●フランスの天文サイトが提供している星座ソフト《ステラリウム》で日夜星空を楽しんでいる。日夜といっても、昼間はとうぜん太陽だけ(昼間の星座や惑星の位置はわかるし、その時間の夜空にすることも可)。星空に関心がおありの向きは一度試してみる価値がありそう。実はこのソフト、絶好の〈スクリーンセーバー〉の役目も果たすのがミソ!
*configurationパネルの中のatmosphere(大気)ボタンをオフにすることで昼間の空の星空を再現できる。つまり、昼間であろうとも,地球上に大気がなければ〈夜空〉が見えるという当然の理屈に忠実な科学ソフトなのである。
●ステラリウムは以下のサイトから無料でダウンロードできる。Win,Mac,UNIX,Linux、いずれのバージョンも用意されている。私の場合は、MacOSX版をアップル専用17インチのスタジオ・ディスプレーで眺めている。OSXv10.4Tigerでも動作確認済み。
URL=http://stellarium.free.fr/
*Win版もMac版もインストール時の初期設定が低解像度の画面表示になっているので、自分のコンピュータのディスプレーの解像度に合わせる必要がある。これもconfiguration textの書き換えで可能。1600×1000まで表示できるようになっている。
●日本語版をダウンロードすれば、JST(日本標準時)がデフォールトで表示される。Location textを書き換えれば世界中の都市の夜空を設定できる。星座や恒星の名前がラテン語表記になっているなど、愛想が良くない面もあるけれど、その分エキゾティックな感じもする。星座名をラテン語で言えるという特技(?)が身につくかもしれない。ともあれ、星々がリアルタイムで〈運行〉し、しかも本物の星のようにチカチカと瞬いているさまは圧巻である。日の出やトワイライトの描画もなかなかいい感じ。
*星の瞬きは設定パネル(twinkle amount)でモードを変えられる。
**正確な星空を再現するためには、コンピュータの内蔵時計を、インターネットに接続して常に正確な時間に合わせておく必要がある……これってキホンのキ!
|